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書評とよべればいいけれど

本の紹介ブログです。解説というよりは感じたことを中心に、その本が読みたくなるような記事をめざします。

森見登美彦という作家

思えば、森見登美彦さんの作品ばかりとりあげている気がする。

そして、この方の作品の書評を書くとき、妙に筆が進む。

そして文体への影響が顕著。お付き合いください。

 

森見作品との出会い

 

私と森見作品との出会いといえば、あれは大学入りたての頃。

サークルに森見作品をこよなく愛するグループがあった。

結果として、私はそのグループには入らなかったが、

とにかく、そのグループの存在が「森見登美彦」という作家の存在を私に知らしめた。

 

私が森見作品を初めて読んだのもその頃。

夜は短し歩けよ乙女』のカバーデザインが可愛くて手に取ったのである。

しかしそのときの感想と言えば、「なんだかオカシイ小説だったなあ」という淡白なものであった。

『四畳半神話体系』もまた然り。

 

 

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

 

 

 

 

四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

 

 

 

 

 

そこから幾月かたったころ、今度はサークルで『恋文の技術』という作品が話題になった。

やたらと森見さんの話題が出るサークルである。

因みにそこは音楽系サークルでありながら読書を趣味とする人も多く、

そして何より極めて森見ファンが多いサークルだった。

 

結果として、『恋文の技術』は私の心を揺り動かす素晴らしい作品であり、

今でも私はことあるごとにこの作品を読んでは、ほかほかと温かくなる。

私はこの作品を「生涯のお気に入りの一冊」認定しており、

それと同時に「森見登美彦」という名前も胸に深く刻まれることとなった。

 

と同時に、「オカシイ小説」の虜になっていることにも気づいた。

いまや立派な森見ファンである。

 

 

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)

 

 

 

私が考える森見作品の特徴

 

森見登美彦の作品の特徴と言えば、あの文体と個性的な登場人物であろう。

個性的というか、「何言ってんだか」ということを言っている登場人物が多い。

その文体や人物が特徴的すぎるゆえ、好みが大きく分かれるのではないかと予想している。

 

かくいう私はというと、その特徴的すぎる文体や人物を愛し、

「何言ってんだか、あはは、やれやれ」と思い、

そこに可愛さなんて感じてしまっている。

つまりは気取っていないので、なんか肩でも組めそうなくらいの身近さもあるし、

だからこそ、すらすら書評が書けるのだと思う。

 

そして、そんな登場人物だからこそ、

物語からただよう哀愁がほのかに感じられて、

日常の呑気さとのギャップに胸を締め付けられたりもする。

ギャップ萌え小説である。

 

あと、彼の作品は総じてブックデザインがおしゃれ、だと私は思っている。

 

まとめ

 

ここまで語るとどうでしょう、気になってきたでしょう。

所属していたサークルを離れてからというもの、

森見さんの作品を読んでる人が周りに少ないのだ。サークルの特殊さがわかる。

 

だからもっと皆さんに読んでほしいのです。

絶対合うとはいえない、けれども、どんぴしゃの人もきっといるはず。

ぜひ読んでみてください。

 

 

森見作品の書評はこちら↓

c82.hatenablog.com

 

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