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書評とよべればいいけれど

本の紹介ブログです。解説というよりは感じたことを中心に、その本が読みたくなるような記事をめざします。

本を読まなくなった5年後の自分へ

雑記

先日、はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンをやっていましたね。

お題は「5年後の自分へ」。

あれこれ考えているうちにキャンペーン自体は終わってしまったんですが、

せっかくなので書いてみようと思います。

 

というのも、この書評を始めた理由の1つは

「いまの自分が何をどう感じるかを残しておきたい」

からなんです。

そもそも、読書とは、「本を読むのと同時に、いまの自分を本に閉じ込める行為」だと私は思っています。

そこで、学生を終えようとしているいま、小説を読んで閉じ込めまくろう、

ついでに書評もかいて、その閉じ込める何かを言葉にしてみよう、というわけなんです。

 

長くなりましたが、つまり、「5年後の自分へ」というお題がぴったりだなあと。

そういうわけで、書いてみます。

 

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5年後の自分へ

 

前略

いかがお過ごしですか。

いまは2016年。11月が終わろうとしています。そろそろ師が走る時期です。

 

いまは29歳ですね。

こう聞くとずいぶん先に感じるけど、5年前というと19歳。これは最近に感じる。

だから案外、この内容を覚えているかもしれませんね。

 

さて、本は読んでいますか。

 

やっぱり小説ばかりでしょうか。

それとも、小説以外の本も読んでいるのでしょうか。

いまの私は小説以外にめっぽう弱い。

いつかは読めるようになるんだと、未来の自分に期待する日々です。

 

『何者』と同じような衝撃を受ける作品には出会いましたか。

 

いまだに『恋文の技術』に籠絡されていますか。

 

さすがにもう『舟を編む』を読んで、辞書をつくりたいとか言ってませんよね。

 

『砂漠』を卒業してから読みましたか。

学生じゃない自分が何を感じるか気になります。

 

コインロッカー・ベイビーズ』を読みましたか。ぜひ再挑戦してほしいです。

 

漫画ですが、『ストロボ・エッジ』も読んでみてほしいです。

やっぱりあのトキメキは、高校生がピークでしょうか。

 

悩んだ時にはどんな本を読みましたか。

もしかしていま、悩んでいますか。

『サラバ!』に救われたことを思い出してください。

『漁港の肉子ちゃん』で号泣するのもいいですよ。

 

恩田陸さんの本ばかり読んでいた日々を、

伊坂幸太郎さんの本ばかり読んでいた日々を、覚えていますか。

 

本好きの両親が勧めてくれた、

宮部みゆきさんの本に浸かっていた日々を覚えていますか。

 

ロアルド・ダールさんの本を読み、

岡田淳さんの本を読み、

青い鳥文庫にうもれた幼少時代を覚えていますか。

 

もしかして。

最近本を読んでいないんじゃありませんか。

時間がないとか言ってませんか。

 

私の人生は、濃淡あれど本とともにあります。

その時々の自分を、その時々の本に詰め込んでいます。

過去を否定したがるあなたのことはよくわかっています。

でも過去だっていいものです。

さっき挙げた本たちを読んでみてください。

きっといろいろ思い出しちゃって、

また本が読みたくなるはずです。

 

そんなあなたのためにも、私は書評ブログの執筆にいそしみます。

感謝してください。ではまた。

 

草々

 

追伸:

なにかっこつけちゃってるんだ、コノヤロウとか思ってるかもしれませんね。

先日私のもとに18歳の自分から手紙が届きました。授業で書いたやつです。

なにかっこつけちゃってるんだ、コノヤロウと思いました。

つまり未来からの手紙なんてそんなもんです。

 

掲載させていただいた作品一覧

・『何者』 / 朝井リョウ (小説)

・『恋文の技術』 / 森見登美彦 (小説)

・『舟を編む』 / 三浦しをん (小説)

・『砂漠』 / 伊坂幸太郎 (小説)

・『コインロッカー・ベイビーズ』 / 村上龍 (小説)

・『ストロボ・エッジ』 / 咲坂伊緒 (漫画)

・『サラバ!』 / 西加奈子 (小説)

・『漁港の肉子ちゃん』 / 西加奈子 (小説)